電報のポイントを紹介★みつるぶろぐ★

2016年08月13日

今と昔では用途が変わっている電報

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電報は申し込みを行うことで遠方にいる相手に対して何らかの文章を送ることができるサービスです。かつては、急を知らせるために用いられていました。けれど、この10年〜20年ほどでポケットベルや携帯電話の普及、インターネット上でやりとりできる電子メールの普及によって、よりリアルタイムで個人間の諸連絡ができるようになりました。
私信として用いられる電報サービスはほぼなくなったとされていますが、現在では「D-MAIL」として私たちにとってよりよい使い方の提案がなされています。

過去に使われていた用途は、私信中心でした

携帯電話の概念がまだなく、固定電話もやっと一家に一台の普及率になるかならないかの頃は、私信で急用を告げるために用いられてきました。特に、遠方に住む身内に対して身近な人の不幸や急を伝えるために多く使われていました。
郵便よりも早く受取人に届くというメリットがありました。また、文字数によって課金されていたので、「シス_シラス」「チチ_キトク」というように必要な電文のみを発信することだけに限定されたため、相手に要点のみが伝わり、迅速な行動を促すことが可能でした。
例文の組み合わせによって話をより詳しくすることも可能でした。

現在の「D-MAIL」はお祝い電報中心です。

現在ではパーソナルモバイルを所有することが当たり前となり。急用を電文によって伝える必要がなくなりました。今では、遠方へ住む方に対して弔意を表すための弔電や、結婚式に華を添える意味で贈られるお祝い電文が主流となりました。
ぬいぐるみが電文を運ぶ、お線香付きの電文、花束付きの電文というように、ただ電報を贈るだけではなく、相手の気持ちを慮ったプラスワンの付加価値を付けた商品が主流となっています。電文と合わせても数千円〜1万円台という価格帯ですので、発信人も送りやすいというメリットがあります。